今を精一杯生きるだかねっ!

とらです。
この話しをするべきか?しないべきか?ずぅ〜っと悩んでてすっかりご無沙汰してしまいごめんちゃいですm(_)m。みんなに伝えなきゃって気持ちと、伝えたいというおいらの思い。そしてお店のブログとしてお話するにはふさわしくないとも思う中で悶々としてたんだけど、ひとつの結論が出たので全部話す事にしたのでお付き合いしてくれたらと。

最初の写真は、断脚手術当日朝の のん係長。昨晩から術前なのでごはんあげて無く

『お腹減ったよぉ〜。何でくれないの?』

の図。でも、ホント可愛いでしょ? by 親バカ店長(笑。で、何でそんな手術をする事になったかってぇと、先月の中旬あたりから左前脚を引きずるようになってチョコびっと心配してたんだけど、5月20日朝に固いコブみたいになっているのを発見。その日、針生検を行い結果が出るまでの数日間は何とか良性であるようにと祈ってた平社員たちだけど、『非上皮性悪性肉腫が第一に疑われる』という結果になり、先生の見立ても合わせて30日に断脚手術をする決断をしたんだよねorz。。。

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術後は前にも書いた通りすこぶる順調なのん係長。そんで、切り取ったあんよを病理検査に回してたんだけど、またまた結果が出るまでの1週間はちょっとでも予後が良いタイプの悪性腫瘍だったらと願っていた平社員たちに届いた知らせは、再発性が極めて高い繊維肉腫で一番広い範囲で断脚してもらったにも関わらず、切断面に腫瘍が露出していたという酷な内容だったんだよね。。。調べてみたら繊維肉腫って腫瘍の部分と健康な組織の境界が不明瞭で、タコの足ってか木の根っこって言うか腫瘍周りに悪性細胞がうにょうにょ浸潤するから肉眼レベルで十分に切除したと思っていても再発してしまうんだとorz。。。ましてのんの場合は切断面に腫瘍が露出していたとなると100%体に悪いヤツが残っている事なんだよね。。。

そのような状態が分ってしまったので。。。最後の頼みと言うか、賭けるに値する治療が何かないのかを見つける為に一昨日の20日、川崎にある日本動物高度医療センター(JARMeC)に のんを連れて行った店長とみーすけ。掛り付け先生の出身である麻布大などと並ぶ日本の動物医療の最先端の病院だと思うんだけど、大学病院とは違い診察日など色々制約がなくすぐに担当のお医者さんに診てもらえるJARMeCにしたんだよ。飼い主との問診の後、触診中に担当していただいた女医さんに甘えちゃって甘えちゃって(笑、

『器量良しなねこちゃんねぇ』

って言ってもらえたんだよね(笑顔。その後、基礎的な検査をした後に詳細な状況を把握する為にCT検査をしてもらったんだけど、予想していたとは言え結果は芳しく無く、切断面近くに小さな腫瘍が広く点在していてさらに反対側の右腋近くにも1cm程の腫瘍が発見されたんだ。。。その結果と猫白血病や巨大食道症など、のんのその他の状態を総合的に判断してもらった先生の考えは、さらなる外科的手術は肋骨の切除や背骨を削る事になるがそれをやっても腫瘍を取りきれるかは分らないし、のんへの負担を考えるとお勧め出来ない。放射線治療や化学療法もそもそも繊維肉腫には効果が薄いと言う事と、のんの状態(広範囲への照射が必要な事や、巨大食道症なので嘔吐による誤嚥性肺炎になってしまう可能性が心配)を加味するとそれらの治療法も否定的だったんだよね。。。残る免疫療法は先生の上長が専門なので確認し効果が期待出来れば連絡するとのお言葉を頂いたけど連絡ないし、猫白血病を持ってる猫は禁忌(適用外)となってる事を事前に知っていたのでそれもダメだと思う。。。結果、医学的に治療的に勧められる事は、賭けるに値する治療は無いという結論になってしまったんだよね(涙。。。

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そんな中、のんは昨日も今日も沢山ごはんを食べて、食べた後はすぐに寝る事を繰り返し のんなりに今やるべき事を一生懸命やってくれてるんだよね(笑顔。病気か病気じゃないかと言われれば絶望的な状況だけどorz。。。今は元気か元気じゃないかと言うと至って普通に暮らしてくれてるのん係長。だもんでこの先どうなるのか分んないけど、平社員たちは今までと変わらずいつも通りに甘やかしながら(笑、のんやその他のにゃんず達と一緒に大切な時間を過していこうと心に決めたんだとさ(笑顔。

最後においらがこんな事伝えちゃったから『だったら書くなよ』って言われちゃうかも知れないけど(汗。。。みなさんには『のんや平社員たちのこと、静かに見守ってくれれば嬉しいだかね』って、社長のおいらからお願いしたいのでご理解頂ければ幸いですm(_)m。

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